7月22日(金)博物館実習で障子を張り替えました
今週、当館では12人の大学生を迎えて博物館実習を実施しています。
この日は百年公園内の移築古民家で、障子の張り替えを行いました。
旧徳山村の暮らしの様子もお伺いしながら、古民家の元住人・宮川さんのご指導で作業を進めます。
大学の先生も様子を見に来られました。
最後に張り替えた障子をもとに戻します。数が多くて、はめにくい箇所もあったり、意外にたいへんでした。
実習生からは、「小さい頃にやったことがあったけど、全然忘れていて難しかった」「何枚かやってみて調子がつかめると、きちんと張れるようになって嬉しかった」という障子張りについての感想のほか、「他の実習生と協力しながらの作業が楽しかった」「学芸員は屋内で研究するだけかと思ったら、屋外で体を使う共同作業もするのかと意外に思った」という意見も出ました。
完成! 炎天下の作業、お疲れ様でした。
実習では講義のほか、資料取り扱い・資料整理、石棺の整備などさまざまな実技も学びます。学生さんには、学芸員という目標はもちろん、将来、さまざまな立場や場面で博物館の支援者としての活躍を期待したいと思います。