里山調査 (モニタリングサイト1000里地調査)
1 概要
モニタリングサイト1000は、日本の自然環境の変化をとらえるための生育生息状況などを100年にわたって同じ方法で調べ続ける環境省のプロジェクトです。
このうち里地調査のサイトは、全国で約200ヶ所あり、植物相、鳥類、中・大型哺乳類、水環境、カヤネズミ、カエル類、蝶類、ホタル類、人為的インパクトなどを調査しています。
岐阜県百年公園では、このうち、植物相、鳥類、中・大型哺乳類、蝶類について、サポーターの方々と調査しています。
関心のある方はお問い合わせください(担当:説田)。
2 調査内容
(1)鳥類調査
繁殖期(5月中旬から6月中旬)と越冬期(12月中旬から2月中旬)に
調査ルート上の半径50m以内で確認された鳥類の種名・個体数を記録します。
(2)植物相調査
調査ルートを設定し、月に1回、花や実など有性繁殖器官のみられる植物(主に草本)の種名を記録します。
毎月第3水曜日に実施します。
(3)蝶類調査
4月から11月上旬にかけて、月に1~2回、
調査ルート上の半径5m以内で確認されたチョウ類の種名・個体数を記録します。
(4)中・大型哺乳類調査
5月から10月にかけて、赤外線センサー付き自動撮影カメラを使用して、
中・大型哺乳類の相と個体密度を記録します。
二か月に一回程度、設置カメラを交換し、撮影された映像をチェックします。
3 担当からのお願い
(1)長期的な調査です。継続的に参加できる方を歓迎します。
(2)初めて参加される方は、必ず、担当の説田までお問い合わせください(tel:0575-28-3111)。
(3)天候や担当の都合で日程を変更することがあります。事前に確認をお願いします。
(4)集合時間など、時間厳守でお願いします。
(5)活動の様子を広報等で利用することがあります。