6月24日(金) オオルリのオスの幼鳥
博物館の窓ガラスにオオルリのオスの幼鳥がぶつかりました。翼と尾羽が鮮やかな瑠璃色ですが、背面は褐色の斑模様です。百年公園で育った個体でしょうか。これまで、ここまで幼いオオルリが博物館の周辺で回収されたことはありません。秋の企画展「あなたの知らない鳥の世界」で、オオルリのオスの羽色が幼鳥から成鳥になるにしたがい、どのように変化するのかを紹介できたらと考えています。今年の夏はサンコウチョウのさえずりを頻繁に聞くことができ、キビタキも多いような気がします。百年公園の里山の樹木が大きくなって薄暗くなり、夏鳥の繁殖に適した森に変遷しつつあるのかもしれません。