8月9日(火) 特別展関連催事を開催しました
(1)特別展講演会「手取層群の恐竜たち」を開催しました。
7月16日(土)に、福井県立恐竜博物館の東 洋一(あずま よういち)特別館長をお招きして当館ハイビジョンホールにて特別展講演会を開催しました。日本の恐竜研究の第一人者である先生のこれまでの発掘や研究の成果をもとに発掘の様子や福井県勝山産の恐竜の特徴を中心にお話をしていただきました。また、この春話題になった岐阜市内の小学生が福井県で発見した恐竜時代の哺乳類化石についても言及され、たいへん小さな化石なのによく気づいたこと、CTスキャンで全身骨格を画像化できたことなど興味深いエピソードとともに学術上たいへん貴重な発見であることをお話ししていただきました。
(2)特別展ワークショップ「恐竜を描こう」を開催しました。
7月30日(土)に、古生物復元画家として著名な 小田 隆(おだ たかし)成安造形大学准教授 をお迎えしてワークショップを開催しました。親子を中心に27名の参加者でした。小田先生からは骨格をよく観察して復元画を描くことを強調されました。また、質疑応答の時間では、絵を描くことが大好きでテレビアニメを描いて残そうとしたというご自身の子供のころのエピソードもお話していただきました。
(3)特別展ワークショップ「恐竜を造ろう」を開催しました。
8月6日(土)に、恐竜・古生物復元造形作家の 徳川 広和(とくがわ ひろかず)さんをお迎えしてワークショップを開催しました。23組36名の参加者があり、ティラノサウルスの頭骨模型に好きな色の紙粘土で肉付けをし、ビーズを利用して目を入れました。小田先生と同様に骨格をよく観察して造形していくことを強調されていました。